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6種複合免疫療法
Six types of combined immunotherapy
6種複合免疫療法とは
6種複合免疫療法とは、がんの免疫療法の1つで、血液中に含まれる免疫細胞を取り出し、より効果的にがんを攻撃できるように活性化・増殖させ体内に戻し、がんと闘う力を増強させる治療法です。治療は採血と点滴だけで非常に簡単です。また、ご自身の細胞を使う治療法なので副作用もほとんどなく、お体への負担も少ない治療法です。
T
キラーT細胞
がん治療の貴公子
キラーT細胞は、がん治療の主軸を担う細胞で、樹状細胞から提示された抗原※1を基にがん細胞を探し出します。発見したがん細胞にサイトカイン※2等の攻撃物質を放出してがん細胞を破壊するため、細胞障害性Tリンパ球（CTL）とも呼ばれています。
※1 抗原：がんの目印
※2 サイトカイン：細胞が放出する伝達物質
NKT
NKT細胞
眠れる細胞を呼び覚ます
NKT細胞は様々なサイトカインを大量に産生し、他の免疫細胞を活性化することで体内の免疫環境を改善します。NKT細胞によって活性化された免疫細胞の一部は、長期免疫記憶を獲得し持続的にがん細胞を攻撃するため、長期的な抗腫瘍効果も期待できます。
NK
NK細胞
生まれながらのエリート
ナチュラルキラー(NK)細胞は、他の細胞から指示を受けずに、細胞を見つけることができるため、柔軟かつ迅速にがん細胞に対して対処することが可能です。また、キラーT細胞では探し出すことのできない抗原を隠したがん細胞を見つけ出して破壊できます。
γδＴ
ガンマデルタT細胞
がん治療に多様性を与える存在
ガンマデルタT細胞は、キラーＴ細胞やNK細胞とは異なるグループに属するT細胞で、全体の極僅か数%しか存在しません。しかし、樹状細胞からの抗原提示を必要とせず、他のT細胞とは全く違う方法でがん細胞を認識して攻撃します。免疫療法に多様性を与えるために欠かすことのできない存在です。
DC
樹状細胞
目印を知らせるがん治療の総司令
樹状細胞は、抗原を他の免疫細胞に提示します。提示された抗原を認識した免疫細胞が連鎖的に活性化し複雑な免疫のネットワークの中で、それぞれの細胞が役目を十二分に果たすことでがんを撃退することができます。数は少ないながら、免疫のネットワーク全体の働きを左右する細胞です。
Th
ヘルパーT細胞
がん治療のスターター
ヘルパーT(Th)細胞は樹状細胞が提示する抗原を認識すると、サイトカインを放出してキラーT細胞やNK細胞などの細胞を活性化して、がん細胞を攻撃するように指示を出します。つまり、ヘルパーT細胞が他の細胞に指示を出すことで、免疫細胞とがん細胞の戦いが始まるのです。
治療の流れ
治療は採血と点滴のみ。
3週間かけて、患者様お一人おひとりのための
免疫細胞を活性化・増殖させます
患者様が医療機関で行うのは採血と点滴だけです。
その際の2回の「チクッ」で、がんを攻撃する免疫細胞が体の中で働く準備は完了です。
がん共通根源であるWTIペプチドと患者様のがん細胞に特化した
がん幹細胞特異抗原ペプチドを添加し、オーダーメイドの培養を行います。
この培養を経て、1千～2千万個の免疫細胞が約3週間で20～50億個に増殖します。
6種複合免疫療法「CSC」コースでは、「がん細胞」と「がん幹細胞」の両方を標的とした治療法です。CSC※1コースでは、培養期間に免疫細胞が標的のがん情報を記憶し、がん細胞とがん幹細胞の両方を攻撃できるようになります。ほぼすべてのがん※2の治療、がんの予防や手術後の転移・再発の予防にも、適応できます。
※1 CSC：がん幹細胞（Cancer Stem Cell）
※2 一部対象外の疾患もあります、医師にご相談ください
初期培養費
治療費
1クール
1クールごと初回のみ
16,500円（税込）
治療1回
324,500円（税込）
治療6回
1,963,500円（税込）
処置管理費（16,500円）がかかります。
別途、がん免疫療法初診料（11,000円）
詳しくはお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
※お支払いは現金のみとさせていただいております。ご了承ください。
6種複合免疫療法「BASIC」コースは、6種類の免疫細胞を用いて体内の免疫機能を活性化し、がん発生・再発のリスクの低減が望める治療法です。
初期培養費
治療費
1クール
1クールごと初回のみ
16,500円（税込）
治療1回
275,000円（税込）
治療6回
1,666,500円（税込）
処置管理費（16,500円）がかかります。
別途、がん免疫療法初診料（11,000円）
詳しくはお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
※お支払いは現金のみとさせていただいております。ご了承ください。
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